新型コロナウイルスの影響で飲食業界や旅行業界は本当に大打撃を受けていますよね・・・
医療業界は逆に、患者さんが多くなりすぎ、病床やスタッフが足りなくなっています。
コロナ関連の派遣や応援ナースの仕事の募集が多いですが、レッドゾーン(感染者エリア)で働くのは、同居家族がいる人にとっては不安があったり、しっかり感染対策をしていれば大丈夫とは思っても家族や家族の職場によく思われないこともありますよね。
(働いてくださっている方々には頭が上がりません、ありがとうございます)
そこで、コロナ関連の仕事はお給料が良いのでやりたいけど、感染リスクが心配・・・
という方におすすめなのが、コールセンターのアルバイトです!
私は、日中は市町村の保健師さんが対応している仕事の夜間のみを引き受ける形で、夜勤専従のコールセンターのアルバイトを経験しました。
この記事では、コールセンター夜勤の仕事内容や給与、メリットや注意点などを紹介します。
こんな人にオススメ
- 高時給のアルバイトを始めたい
- コールセンターの仕事に興味がある
- コールセンターの仕事内容、注意点を知りたい
本記事の内容
- コールセンターの仕事内容、給与
- コールセンターで働くメリット
- 注意点など
仕事内容
相談業務
自分や家族について、「こんな症状があるけど大丈夫ですか?」といった内容が多いです。
よくある電話の内容・対応は、下記のようなことです。
- 緊急性のある症状か判断し、アドバイス
- 日中の検査できるクリニックを紹介
- 夜間受診できる病院を紹介
- 自宅待機期間が何日までになるか、濃厚接触者になるか、会社へ行けるかなどの相談
①については、発熱や咽頭痛の相談が多く、手持ちの解熱鎮痛剤がある人には内服タイミングのアドバイスなどを行います。
夜間の救急外来を受診しても軽症と判断され待ち時間が長いことが予測される場合は、その旨を伝えると翌朝クリニックへ受診すると言われることが多いです。
解熱鎮痛剤の種類や内服タイミングについてはマニュアルに載っていないため、電話での症状の訴えや状況から看護師としての知識をもとに判断し、説明します。
「緊急性はないとは思いますが、不安が大きく夜間受診したい思いがあるということでしたら、夜間コロナの対応をしている病院を紹介できます」など、こちらの意見を押し付けないように気をつけながら納得してもらえるアドバイスをします。
②については、家族が陽性で自分も症状が出てきたという相談が多いです。
夜間は検査をしてもらえず対症療法の内服薬を処方されるだけになる可能性が高いこと、症状が出始めてすぐは検査結果が陽性になりにくいことなどを伝え、日中に受診できるクリニックを紹介します。
受診前にそのクリニックへ電話連絡する必要があること、電話番号なども伝えます。
自宅の郵便番号を入力すると近隣のPCR検査を実施できるクリニックを調べられるサイトがあるため、電話しながらパソコンで調べて説明します。
③発熱があるが手元に解熱鎮痛剤がないなどで、夜間受診を希望される方には、夜間のコロナ陽性者を対応できる病院を紹介します。
②と同様、パソコンで調べられるため、電話しながら調べて説明します。
④隔離日数については基準の変更もあり、陽性者が正しく判断できるか心配で質問される場合があります。また、同居家族の職場に陽性者がいた場合に自分も濃厚接触者になるか?その場合は仕事へ行ってもいいか?などの質問が多いです。
発症日を確認し、最新の基準に従い「○日までが隔離期間になります」と説明します。
濃厚接触者の基準などは厚生労働省のホームページで最新の情報を確認し、説明します。
濃厚接触者の濃厚接触者が会社に出勤して良いかについては、会社によって決まりがあるかもしれないため会社へ確認するよう説明します。
受診調整業務
SpO2の低下や呼吸困難感、意識レベルの低下など、緊急性の高い状況と判断した場合、入院を前提として受け入れ可能な病院を探します。
基本的な情報を確認し、マニュアルに沿って順に受け入れできそうな病院へ電話していきます。
成人・小児・妊婦・透析患者など、条件により連絡する病院の順位が変わります。
受け入れ可能な病院が見つかれば再度連絡し、病院名や受診方法などを説明します。
陽性者は一般のタクシーを利用できないため、家族が搬送できる状況か、保健所のタクシーを利用するか、救急車が必要か、なども判断し調整します。
相談可能な病院の順位や電話番号などはマニュアルがあります
コールセンターのアルバイトは事前オリエンテーションがある場合が多く、マニュアルに沿ってPCR検査が可能な病院の調べ方や夜間受診可能な病院の調べ方、受診調整の方法などの説明を受けます。
電話対応の言葉遣いまではマニュアルに載っていないため、自信のない方は事前に勉強しておきましょう。
給与
時給1800~2000円前後が相場で、1回の夜勤(16時間)で30000円以上もらえることが多いです。
世間のコロナウイルスの流行状況にもよりますが、深夜は電話が鳴り続けることはまずありませんし、仮眠休憩も取れます。
また、1回の勤務が長いため、支度や通勤の時間を考えると短い仕事を複数するより効率が良いです。
病院や施設で走り回る夜勤と比較すると、かなりゆったりしていて時給はあまり差がないため、おいしいアルバイトと言えると思います。
おすすめの理由
メリット
- 忙しくないため、他のことができるかも
- 慣れれば難しくない
- 残業なし
- 服装・髪型・ネイルなど自由
のんびりできる時間が多い
コールセンターのアルバイトは同じ電話番号に対して2~3人のスタッフが待機する場合が多いです。
それは、1人が長い電話対応をする場合にそのタイミングで電話をかけた人の対応ができないと困ること、休憩で離席することなどが理由です。
深夜は特に、1時間に数回しか電話がなかったり、少ない時は2時間電話が鳴らなかったりということもありました。
他のことができるかも
もちろん電話対応や必要な記録を書いたり、マニュアルを理解したりと大切な仕事はたくさんあります。
しかし、深夜など数時間電話が鳴らない場合、そして連勤をしており特に新しい情報の確認もない場合など、手持ち無沙汰な時間が多いです。
病棟や施設での夜勤なら時間があれば掃除をしたり整理整頓をしたりとやることはありますが、コールセンターの場合、電話・パソコン・マニュアル以外に物もないため掃除や片付けをする場所がありません。
一緒に働く人次第ではありますが、こっそり本を読んだり別の仕事に関する勉強をしたりと、好きな時間の過ごし方をできる場合もあります。
慣れれば難しくない
初めは電話対応ならではの丁寧な言葉遣いに慣れておらず、スムーズに話せないことが多いと思います。
また、「再度こちらから連絡できるように電話番号を聞いておけば良かった」「症状が悪化した場合の連絡先を伝えれば良かった」など、電話を切った後で反省点が思い浮かぶことも多いです。
しかし、電話内容は似たものが多いため、徐々に慣れます。
マニュアルの記載内容や記載場所なども頭に入り、スムーズに対応ができるようになります。
赤ちゃんの体調の相談など、自信のないことがあれば電話を保留にして他の看護師に相談することもできるため、安心です。
残業なし
私は夜間の仕事のみやっていました。
相談センターの電話は日中と夜間で電話番号が変わるため、時間を過ぎれば夜間の電話番号にはかかってきません。
また、朝方は「もう少し待って日中の相談先に電話しよう」と考える人が多いためか、電話件数がかなり減ります。
1件の電話は基本的に数分で終了するため、残業にはなりません。
特に入院前提の受診先調整は、夜間は遠くの病院しか受け入れ困難な可能性が高いため、日中の対応になりやすいです。
服装が自由
病院や施設で働いていると身だしなみの制限が多いですが、コールセンターの仕事は制限がありません。
お洒落をしても良いですし、楽な格好をしても良いです。
髪色を華やかにしても良いですし、ジェルネイルをしていても構いません。
看護師の仕事から離れて好きな姿で過ごしている人も、始めやすい仕事です。
メンバーが良ければ楽しい
電話は常に鳴っているわけではないため、困ったことの相談をしたり、休憩の順番を決めたり、雑談をしたりと、一緒に勤務する人と会話する場面は多いです。
電話中以外は話し相手がアルバイトの看護師しかいないため、初対面であってもよく話すことになります。
そのため、気が合う人と一緒に働くことができるととても楽しく時間が過ぎていきます。
注意点、持ち物など
デメリット
- 直接観察できないのが怖い
- 看護技術の成長がない
- 変な電話で、嫌な思いをすることもある
- 脚が浮腫む
直接観察できないのが怖い
電話での相談業務のため、実際に自分の目で観察ができません。
また、パルスオキシメーターや血圧計などの道具がなく数値で判断できなかったり、電話をかけている人が動揺しており状況がわかりにくかったりといった難しさがあります。
具合の悪い本人や付き添っている家族は医療従事者ではないため、「かなり動揺しているが緊急性はない状況」「重症なのに深刻さに気付いていない状況」なども多いです。
「呼びかけに反応はあるか」「顔面や唇の色はどうか」「具体的な飲水量や最終排泄時間」などは質問しないと報告してもらえないため、主体的なな観察をする力が必要です。
不安なことは1人で判断せず、相談することが大切です。
相談の大切さについての記事があるので、是非読んでみてください。
看護技術の成長はない
コールセンターの仕事は、電話で聞ける少ない情報からアセスメントしたり、他者へわかりやすく状況を説明したりする力が着きます。
しかし、コールセンターの仕事だけを長期間やっていると、採血や点滴、処置介助などの技術は成長がありません。
また、直接患者さんと話したりケアをしたりするのが楽しいと感じる人は、物足りないと思います。
他のスタッフに聞かれる恥ずかしさがある
慣れてくれば気になりませんが、初めのうちは周りのスタッフに自分の電話対応を聞かれるのが恥ずかしかったです。
深夜は特に雑談をする人も少ないため、とても静かなオープンスペースに自分の電話対応の声だけが響くような環境です。
「おかしなことを言っていないかな?」と不安になりました。
変な電話もかかってくる
普通の間違い電話なら良いのですが、深夜に電話が鳴って出たら、明らかにコロナの相談とは関係のない話をする男性だったことがあり、嫌な気持ちになったことがあります。
また、具合が悪くて電話をかける人が多いため、仕方のないことですが口調が荒い人や威圧的な話し方をする人も多いです。
眠気との闘い
深夜でほとんど電話が鳴らない落ち着いた日は、眠気との闘いです。
出勤前に睡眠をとったり、休憩でコーヒーやガムを摂ったりと眠気対策をします。
足が浮腫む
約16時間じっと座っているため、脚がパンパンに浮腫んでしまいました。
病棟での夜勤は動くことが多いためか、個人的には病棟夜勤より遥かに浮腫みがひどかったです。
浮腫み対策の靴下を着用するのがおすすめです。
食事のタイミング
職場や休憩の指示を出すリーダー次第ですが、初日は念のため夕食と朝食の2食を用意することをおすすめします。
朝食の休憩はない場合もあるかもしれませんが、朝食休憩があるのに食べる物がないと少し寂しい気持ちになります。
また、休憩室に電子レンジやポットがあるかわからない場合は、そのまま食べられるものを持っていきましょう。
歯磨きセットも忘れず持っていきましょう
寒い可能性がある
季節にも寄りますが、夏はクーラーがかかっていたり、秋・冬は寒かったりと、夜通し全く動かず座っていると寒く感じる可能性があります。
どんな室温にも対応できるよう、カーディガンやブランケット等を持っていくことをおすすめします。
グループはある
ドロドロな人間関係で有名な看護師の世界なので(笑)、お局と呼ばれる経験が長く権力を持っている年長者がいるかもしれません。
また、ベテラン同士で仲良く話して仲間外れを作ったり、新しく入ってきた人に冷たい対応をしたりということも少なからずあります。
しかし、病院や施設のような忙しさはないため、全体に心の余裕は感じられ、忙しさが原因でイライラして理不尽な対応をするような人はいないと思います。
気が合う人が見つかり楽しく仕事ができれば最高ですが、友達を作るために仕事へ行くわけではないのである程度割り切ってきちんと仕事をしてお給料をもらえれば、それで十分ではないかと思っています。
まとめ
今回は新型コロナウイルス関連のコールセンターのアルバイトを紹介しました。
良い面は忙しくなく高時給であること、悪い面としては看護師としてのスキルアップにはならないことでしょう。
お金を貯めるためと割り切ればとても効率的なアルバイトですし、電話対応のマナーが身につくのも今後役に立つと思います。
仕事を探すなら
私はMCナースネットでこのアルバイトを紹介してもらいました。
派遣の仕事を探すなら、看護のお仕事もおすすめです。