医師と看護師の関係は、どんなイメージを持っていますか?
- 仲が良さそう
- 恋愛がありそう
- 不倫がありそう
- 医師が威張っていそう
- ベテラン看護師は怖がられていそう
などなど、こんな感じでしょうか?
私は約10年看護師をしており、コロナ前は医師も含むグループでの飲み会を毎月のようにしていました。
また、素敵な先生だなと思った医師と、交際したことも複数回あります。
この記事では、私のこれまでの経験から、医師と仲良くなるメリット、仲良くなるポイントを紹介します。
こんな人にオススメ
- 医師との距離を縮めて、円滑に仕事をしたい
- 患者さんのわからないことを気軽に質問したい
- 飲み会など、仕事外でも医師と関わりたい
- 医師と交際したい、結婚したい
本記事の内容
- 医師と仲良くなるメリット
- 医師と話す際の注意点
- 医師に話しかけるタイミングとネタ
- 居心地が悪くならないための注意点
医師と仲良くなるメリット
仕事が円滑にすすむ
先生に患者さんの異常を報告する際や、処方依頼をする際など、仲の良い先生だと気兼ねなく電話できます。
また、患者さんのちょっとした状態変化を経過観察で大丈夫か心配なときも、仲の良い先生なら「念のため診に来てくれませんか?」と言いやすいです。
もちろん必要なことなら距離のある先生にも連絡しますが、先生の機嫌によっては嫌な対応を受けることもあります。
理不尽に怒られたりすると、その後の仕事もテンションが下がりますよね。
仲の良い先生が多ければ多いほど、先生と円滑なコミュニケーションをとることができ、気分よく仕事ができます。
看護師が医師としっかりコミュニケーションをとれるのは、患者さんにとっても良いことです。
知識が増える
医師と気軽に話せるようになると、患者さんの病気や治療について話す機会も増え、勉強になります。
距離のある先生だと黙って指示を入れるだけですが、仲の良い先生だと「○○さん、今日の検査が~~だったから、薬を変更したよ、よろしくね」と声をかけてもらえたり、看護師からも「このレントゲン結果は△△が良くなってると思ったけど、合ってますか?」など、質問しやすいです。
先生と患者さんの病態について話すようになると、「この前入院していた○○さんとこの患者さんの違いは、、、」など自分で本を開いて勉強してもわからないような内容を教えてもらえるので、とても実践的な知識が身につきます。
飲み会が楽しい
医師の性格や診療科の雰囲気にもよりますが、先生との飲み会は大抵大盛り上がりで、楽しいです。
看護師だけの飲み会も楽しいですが、医師がいると違った雰囲気で盛り上がります。
また、仕事ではピリピリしている先生も、飲み会の場では明るく優しいことが多く、先生への印象が良くなります。
ほとんど話したことのない先生と話すチャンスもあります。
飲み会で仲良くなれば、その後の仕事でも以前より緊張せずに話しかけられるようになると思います。
良いお店で御馳走してもらえる
少人数で食事に行く際は、先生がお店を選んで予約してくれたり、支払いをしてくれることが多いです。
また、先生が以前話していたお店について「行ってみたいです!」と言えば、連れて行ってもらえるでしょう。
少しずるいですが、自分ではなかなか行かないようなお店をリクエストしてご馳走してもらえるのは、嬉しいですよね。
恋愛関係に発展する可能性がある
医師と言えば、さまざまなサイトで「付き合いたい男性の職業No.1」です。
先生と仲良くなれば、恋愛関係に発展し、ゆくゆくは結婚、というのもよくある話です。
話すときの注意点
笑顔で愛想よく
当たり前ですが、先生も人間なので、笑顔で愛想のよい看護師に話しかけたくなります。
先生は「今日はどの看護師が受け持ちかな?」とわざわざ受け持ち表を確認せず、その場にいる看護師にぱっと声をかけ「○○さん(患者)の指示を変えたから確認しといて」と言う場合が多いです。
仕事中にピリピリせず、話しかけやすい雰囲気でいることは大切です。
また、飲み会の誘いなど、プライベートなことも笑顔で「行きたいです!」と言っておきましょう。
行きたくなければ、シフトを理由に具体的な日にちを設定しなければ良いのです(笑)
医師に対して批判的な言い方をしない
先生はプライドが高いことが多いので、言い方には注意が必要です。
こちらにまったく先生を責めるような意図はなくても「昨日先生が内服薬を変更してから、気分が悪いと訴えがあります」と伝えると、「僕の指示が悪かったと言いたいの?メリットがあって薬を変更したのに、その意味わかってる?」と先生が嫌な気持ちになることがあります。
「○○に薬が変わったから気分が悪くなったんじゃないかなと患者さんが気にしてるので、患者さんのところに行くときに話してもらえますか?前の薬は~~なので、難しいところですよね」と言えば、治療を理解した上で相談していることが伝わります。
看護師サイドのミスは素直に謝る
緊急性のないミスであれば、先生が病棟に来るのを待って報告することもあります。
例えば、患者さんが自宅から持ってきた薬の数を数え間違えており、1度処方してもらったのに定期処方まで足りないことに気づいたため、再度追加の処方依頼をする場面など。
数え間違えたのは自分ではなくても、先生に手間をかけるため、一言謝るべきです。
また、自分の受け持ちの患者さんでなくても、先生から観察漏れなどで指摘を受けた場合「私じゃありません」とは言わず、素直に先生の話を聞き、謝るべきです。
先生は看護師を個人としてでなくチームとして見ている場合が多いので、言い訳などせず素直な姿勢でいることは印象を悪くしないために大切です。
お礼を言う
患者さんに心配なことがあり夜間診察に来てもらった、主治医でない患者さんも含めたくさんの処方を入力してもらった、など、患者さんのためのことですし医師の仕事のうちなのですが、しっかりとお礼を言いましょう。
「遅い時間なのに来てくれてありがとうございました。先生が当直で助かった~」と伝えたり、先生に助けてもらった場合や結果的に来てもらう必要がなかったのにわざわざ来てもらった場合などは、後日エレベーターなどで会ったら「この前はありがとうございました」と伝えます。
お礼を言われて嫌な気持ちにはならないので、笑顔でお礼を言いましょう。
医師の顔と名前を覚えるのは基本!
話しかけるときのポイント
タイミングを考える
緊急性のある内容なら、どんなタイミングでも話しかけるべきですが、他愛のない世間話はタイミングを考えましょう。
先生の患者さんに急変があった時や、手術が長引いた時、時間外で早く帰りたそうな時など、ピリピリしている先生にはまだ関係性ができていない場合は話しかけない方が良いです。
先生のキャラクターや関係性によっては「大変でしたね、持っていますね(笑)」などと話しても良いですが。
要点をまとめて簡潔に話す
先生に話しかけるときは、簡潔に!が原則です。
患者さんの報告でも、世間話でも、共通です。
患者さんについて報告・相談する場合は、SBARに沿って説明すると、現在の状況や背景、看護師が考えていることや依頼したいことが簡潔に伝えられて、便利です。
報告が長い人、事実と考えが混ざってわかりにくい人、結局何が言いたいのかわからない人は、先生から塩対応を受けがちです。
SBARとは、
S(Situation):状況
B(Background):背景
A(Assessment):考察
R(Recommendation):提案
※この順に情報を整理して報告すると、伝わりやすいです!
ネガティブな反応をしない
とっても忙しい準夜帯に先生から「採血とレントゲン入れたから今からよろしくね~」「点滴変更したから、早めに行ってね~」と言われると、げんなりしますよね。
「日勤がいるときにその指示だしてよ~」というのが本音ですが、時間は戻らないし、患者さんに必要なことなので、諦めて受け入れ、残業覚悟で頑張るしかないのです。
先生には気持ちよく、「わかりました!やっときます!」と笑顔で答えましょう。
笑いを混ぜる
ちょっとした入力の依頼などで「先生、一生のお願いがあるんですけど、、、」と言ってみたり、夕方病棟に来た先生に「朝からずっと待ってましたよー」と言ってみたり。
先生のキャラクターにもよりますが、「え!何!?一生のお願い!?」と驚いてくれたり、「会いたかったの?(笑)電話してくれたら良いのに~」と言ってくれたりと、カルテを立ち上げるまでの10秒程度でも笑いのある会話ができると距離が縮まります。
本気で笑えるような面白いことを言う必要はなく、にこにこ笑いながら話しかければ先生も笑ってくれます。
話しかけるタイミング
忙しい時に世間話を持ち掛けると、空気が読めないと思われてしまいます。
先生に話しかけるタイミングは、下記がおすすめです。
エレベーター内
エレベーターでは、医療用携帯で通話をするには電波が悪く、忙しい先生も手持ち無沙汰であることが多いです。
先生が乗ってきた階がICUなら「今ICUに先生の患者さんいるんですか?」、コンビニのある階でお弁当を持っていれば「今からお昼ごはんですか?」、その先生の診療科ではないフロアなら「先生が○階にいるの珍しいですね」など。
なんでもない話をしてみましょう。
しかし、プライベートのスマホを触っているようであれば、挨拶だけに留めましょう。もし先生がわざわざスマホをしまってくれたら、先生も話す気があると思うので、笑顔で会話しましょう。
カルテが立ち上がる待ち時間
電子カルテを立ち上げるには、IDとパスワードの入力後、数秒待ち時間があります。
また、患者さんのカルテを選択し、立ち上がるのにも時間がかかります。
合わせて10数秒程度ですが、一言二言の会話はできます。
患者さんのカルテが立ち上がったら、先生は集中したいので先生から話を広げてくれた場合以外、話を終わらせましょう。
ベッドサイドへ行くまでの間
患者さんの処置があり、先生と共にベッドサイドへ行くとき、病棟内の数メートル~数十メートルを2人で歩くことになります。
難しい処置の介助であれば世間話をしている場合ではありませんが、慣れたものなら、少し話しながら患者さんの部屋まで行きましょう。
で、会話のキリが悪くて病室前で立ち止まってしまうのは、あるあるです(笑)
落ち着いている当直中
先生が当直で、病棟の患者さんの状態が落ち着いているときは、大チャンスです!
最もゆっくり話せる貴重な機会です。
先生も手持ち無沙汰でナースステーションに来ているようなら「今日当直ですか?」から始め、世間話でも、患者さんの疾患についての質問でも、時間のかかる話題も思い切って話してみましょう。
時間に追われていない状況なら、先生からもいろいろ話してくれるはずです。
話しかけるネタ
主治医の患者さんを出す(○○さん=患者名)
- ○○さんが、先生のことカッコいいって言ってましたよ
- ○○さんから聞いたけど、先生は△△出身なんですね
- ○○さん、今日のリハビリで病棟1周歩けるようになっていました
- ○○さん、外来で先生が診てますよね?元気そうですか?
- 亡くなった○○さんのご家族が挨拶に来てくれて、先生によろしくと言っていましたよ
容姿の変化を褒める
- 髪型変えましたね、いいですね
- 眼鏡変えましたね、□□みたい
- そのスクラブ、初めて見ました
- (休日)先生の私服、イメージと違いました
- 先生、関西弁なんですね、今まで気づきませんでした
患者さんの病態の質問をする(○○さん=患者名)
- ○○さんプライマリー(担当)なんですけど、わからないことがあって、聞いてもいいですか?
- ピュアな質問、していいですか?○○さんのこの点滴って、なんでいつもよく使うこっちの点滴じゃないんですか?(前置きを何も言わずに質問をすると、指示を変更してほしいのか?不満なのか?と思われてしまうかもしれません)
- ○○さんがいつ退院できるか気にしていました。先生的には、どうなったら退院できる予定ですか?
- 先生が○○さんに処方してた薬、珍しいですよね。最近の薬ですか?初めて見たので何かと思って調べました。
前回の会話の続きの話をする
- あれから、また○○食べに行ったんですか?
- この前先生が買ってたコンビニのあれ、美味しかったですか?
- あれから彼女と仲直りできましたか?
- あのあと二次会あったんですか?
先生が気に入っている看護師の話をする(△△さん=看護師名)
- △△さんから、金曜日の話(飲み会の予定)聞きましたか?
- この前の先生の当直、めっちゃ忙しかったんですってね。夜勤してた△△さんから聞きました。
注意点
リアクションの悪い先生には不必要に絡まない
リアクションの悪い先生はただの人見知りの可能性もありますが、良く思ってくれていない可能性もあります。
距離を縮めようとすると逆効果かもしれませんし、看護師の先輩からよく思われないかもしれません。
先生から話しかけられたときに笑顔で対応する程度に留めましょう。
うまく関係を築ける先生は、大体こちらから一言話しかければ、向こうから質問をくれたり、話題を広げたりしてくれます。
最初の一言以外は聞き役になり、会話の主導権を先生に渡しましょう。
連絡先の交換や食事の誘いは待ちの姿勢
余程どうしても仲良くなりたい場合以外は、先生の方から「飲みに行こうよ」と言われるのを待つのが無難です。
また、若手のうちは先生との飲み会を自分でセッティングせず、先輩に便乗して参加するくらいが良いと思います。
女社会は怖いので、「○○さん(看護師)が△△先生を誘っていた」なんて噂になると、面倒です。
若手で飲み会を企画するなら、信頼できる同期や後輩を誘い、徹底的に先輩には隠しておきましょう。
恋愛関係になりたくない場合は、複数での飲み会にする
「飲みに行こうよ」と誘われた先生と恋愛関係になりたい場合はもちろん2人で食事に行くと良いですが、そうではない場合、2人で食事に行くと食事の後に体の関係を迫られ気まずくなったり、断れずに関係を持ってしまったり、それが病院内で噂になったりと、面倒なことしか起こりません。
「他に誰誘いましょうか?」「えー2人だと緊張しちゃうので、同期を呼んでいいですか?」など、ふわっと2人を回避しましょう。
「□□病棟の看護師○○と×××した」と自慢げに他の医師へ言いふらすような、悪い先生もいるので気をつけましょう。
同じ部署の先生との関係は慎重に
同じ部署の先生と2人で食事へ行くと、その後の関係性次第ではありますが、いつか気まずくなる可能性が高いです。
本気で付き合いたい、狙いたいという場合は良いと思いますが、後々の気まずさや先輩からの目を考え、くれぐれも慎重に行動しましょう。
気まずくなったとき、先生が診療科や病院を変えることはまずないので、看護師が異動希望を出したり退職したりと、立場が弱くなりがちです。
医師と交際に発展したら・・・
医師と仲良くなり、付き合うことになったら、長続きさせたいし相性が良ければ結婚も考えたいですよね。
こちらの記事では医師との交際を長続きさせる方法や医師と結婚する方法を書いています。