私は新卒から、外科病棟で働いていました。
外科ってことは、手術でしょう?とよく言われますが、私のいた病院は、手術は手術室の看護師がおり、外科病棟の看護師は、手術前のいってらっしゃいと、手術後のおかえりなさい、をする仕事でした。
なので、手術室の中で、実際に患者さんの体の中を見たり、先生に必要な道具を手渡したりする経験は、私はミャンマーが初めてでした。
ミャンマーでの初仕事
挨拶だけと思ったら…
ミャンマーでのボランティア初日、お昼頃に現地の病院に着き、「手術室に代表の先生がいるから挨拶してきてね」と言われたので、まあ初日だし、説明を聞く感じかなと手術室へ入ったのですが・・・

はじめまして、今日から短期ボランティアで来ました、愛華と申します
Dr「暗いな、ライトやってくれ」
?????
手術室には無影灯という、手術する部分を明るく照らすライトがあるのですが、ミャンマーの手術室の無影灯は十分な明るさがありませんでした。(本来影ができない程明るいから無影灯のはずなのに・・・笑)
現地に到着して数分、手術室に入り十数秒、私は現地スタッフから懐中電灯を2つ受け取り、台に乗り、手術部位を両手の懐中電灯で照らすという仕事を任されました。
何気に体の中を映像ではなく実際に見るの、初めてだなぁと思いつつ、戸惑っている暇もなく、必死で照らし続けました。(手が疲れる・・・笑)
しかし、何十分も同じ場所を照らし続けるのって、難しいんですよね。
だんだん疲れてきて、ぼーっとして、心電図モニターとか他の物を見たり、スタッフの様子を見たりしているうちに、照らす位置が少しずれてしまって
先生から「お前はライトも照らせないのか!!!」と怒鳴られました;;
ハエの相手も!?
そしてもう一つの私の仕事
手術が長引くと、ハエが群がってきたりするんですよね。
日本の手術室ではあり得ないことですが。
ネット部分に電気が流れるテニスラケットのようなものが手術室に置いてありました。
手術部位にハエが来ないよう、ラケットでハエを掬いながらスイッチを押して電流でハエをやっつけるのも、よろしくねと言われました。が、私はテニス未経験だし、相手はボールじゃないし、大切な手術の邪魔になってはいけないし、難しすぎるでしょう!!!と心の中で盛大につっこみを入れました。
たまたま使用する機会はありませんでしたが、運動神経の悪い私が使ったら、間違えて手術中の先生に電気を流してしまうところでしたよ(笑)
全く違う環境
初日はこんな感じで手術に参加しましたが、帰国前には麻酔の管理までやらせてもらいました。
何度も言いますが、日本ではあり得ません。
本当に、衝撃だらけのすごい経験をさせてもらいました。