外科病棟で勤務しており、手術直後の患者さんを担当することも多かったため、とても緊張感がありました。
術後の状態が不安定な患者さんの安全を守るためには、バイタル管理、創部管理、ドレーン管理、尿量管理、安全管理などたくさんの知識が必要です。
どれも新人時代から中堅まで、何度も読み返して勉強に使ったおすすめの本なので、紹介します。

術後ケアとドレーン管理
全編カラー印刷で、術後の創部の写真やドレーンのイラストなど、たくさん載っています。
- 第1章は術後ケアに必要な基礎知識
- 第2章は創管理
- 第3章は呼吸管理
- 第4章は深部静脈血栓症予防
- 第5章は体位変換と早期離床
- 第6章は手術部位感染対策
- 第7章は栄養管理
- 第8章は疼痛管理
- 第9章は精神症状とその対策
- 第10章は排液・ドレーン管理
- 第11章はカテーテル管理となっています。
章のタイトルからわかるように、術後管理のあらゆる側面について丁寧に書かれており、この本の内容を押さえればひとまず術後の異常の早期発見や対応、安全管理ができるようになります。
術後を受け持つ看護師さんにまず読んでほしい1冊です。
リンク
周術期の全身管理
全編カラー印刷で、図や表、グラフやイラストなどが多く、視覚的にわかりやすく書かれています。
- 第1章はエビデンスに基づいた術前・術後管理、術前・術後ケアの基本、術前・術後管理Q&A
- 第2章はシビアな状況を悪化させない重症患者の尿管理
- 第3章はクリティカル化領域における便管理
- 第4章は実践力が身につくベスト・プラクティス体温管理
基本ポイントをまとめてあることやQ&Aで疑問点をわかりやすく解決してくれることから、新人看護師さんも理解しやすいと思います。
道又元裕さん監修の本はハズレなし!
リンク
ICU・手術室の薬はや調べノート
手術中や手術後に使用する薬剤に特化して書かれている本です。
- 第1章は中枢神経系用薬
- 第2章は末梢神経系用薬
- 第3章は強心薬
- 第4章は不整脈用薬
- 第5章は血圧降下薬
- 第6章は血管拡張薬
- 第7章は利尿薬
- 第8章は循環器官用薬
- 第9章は気管支拡張薬
- 第10章は解毒薬・中毒治療薬
- 第11章は消化性潰瘍治療薬
- 第12章はホルモン製剤
- 第13章は滋養強壮薬
- 第14章は血液・体液用薬
- 第15章は代謝性医薬品
- 第16章は生物学的製剤
- 第17章は抗菌薬
- 第18章は抗真菌薬
- 第19章は抗ウイルス薬
術中・術後は患者さんの状態変化が急に起こることも多く、1分1秒を争う環境下で薬剤を使用するため、薬剤についての知識は必須です。
何のための薬?適正な量は?副作用は?頭に入っていないと患者さんの安全を守れません。
リンク