外科病棟に勤務していたとき、がんの放射線治療をしている患者さんも担当していました。
手術や化学療法と比較すると合併症や副作用がすぐに出るものではないため、勉強が後回しになってしまっている若手看護師さんもいるのではないでしょうか?
フォローする先輩も、時間が限られているとついつい後輩の理解を確認するのも手術患者さんや化学療法の患者さんを優先してしまいがちだと思います。
しかし、患者さんにとっては大切な大切な治療です。
どんな時期にどんな副作用が起こり、どのように管理していくのか、担当看護師が理解することは必須なので、今回は放射線治療に関する本を紹介します。

がん放射線療法ケアガイド
基本的には黒・赤・オレンジの3色で印刷されていますが、放射線治療計画の画像や副作用に皮膚炎の写真など、重要な部分はカラーで印刷されています。
文章ばかりでなく、表や写真が多く使われているため、わかりやすいです。
患者さんのセルフケアや有害事象の対応についての内容が充実しており、実践的です。
- 1章:がん放射線療法の看護
- 2章:がん放射線療法の理解
- 3章:チームで行うがん放射線療法
- 4章:患者のセルフケア支援
- 5章:おもな有害事象とケア
- 6章:照射部位に応じたケア
- 7章:さまざまながん放射線療法
- 8章:心理・社会的サポート
放射線治療は長期間行いますし、副作用の管理も長期に渡ります。患者さんが退院後に困らないように勉強しましょう!
がん看護セレクション がん放射線治療
全編カラー印刷です。1つ目の本と内容は結構重なります。
私の場合1つ目の本を先に購入したため、放射線治療の概要や全体的なことは1つ目の本で勉強し、この本は受け持った患者さんのことをしっかり理解したいと思い購入しました。
個人的には、同時にこの2冊を購入する必要はなく(2冊の本に症例のメモが分散してしまうと復習しづらいので)、1冊とじっくり向き合い理解してから+αの知識を得るために追加で購入すれば良いかなと思います。
- Chapter1:がん放射線治療を理解するために
- Chapter2:がん放射線治療の基礎知識
- Chapter3:照射部位別のがん放射線治療
- Chapter4:がん放射線治療の代表的疾患
- Chapter5:がん放射線治療を受ける患者のケア
- Chapter6:セルフケアを重視した患者指導
- Chapter7:治療に伴う有害事象へのケア
プライマリー(受け持ち)患者さんの放射線治療について、理解を深めましょう!